初!一人海外旅!part3. 散歩とバチカン
お天気が良かったので、テルミニ駅そばのホテルから、バチカンまでお散歩する事にしました。午後は、バチカン美術館の見学ツアーを、予約しています。治安悪いって言われてるけど、ローマはスリや置き引きの軽犯罪なので、人通りの多い道を歩けば、きっと大丈夫!
中世の建物と、トラムのアンバランスも楽しい。
地図を見ながら歩くと、スリに目をつけられそうなので、携帯にイヤホンを付けてGoogleMAPに案内してもらいます。こんなに気軽にナビが使えるなんて、いい時代になりました。やっぱり、システムエンジニアって、ステキな仕事だと実感!仕事の内容は体力勝負なんですけどね〜。
街の中には、当たり前に、石像がある。
途中、広い歩道では、ジプシーさんが焼き栗や携帯の充電器なんかを売っていました。観光ガイドには、相手にしちゃダメって書いてあったけど、焼き栗の匂いの誘惑に負けて、買い食い!普通に美味しいです!そして、ジプシーさんは、日本の幸せを願ってくれました。ありがとう。あなたも幸せに!人と人なので、ステレオタイプに惑わされない生き方も新しい発見があって楽しいです。
イタリア笠松。頭デッカチなこの形!イタリアに来たー!って、テンションになる。
バチカンが見えた!
歩くだけで、見所豊富なローマ。晴天にも感謝です。川沿いに歩いて、バチカンに到着です。
バチカン近くは、お土産屋さんが並んでいます。あと、お店の中に、キャッシュマシンがあります。外にあるより安全なので、クレジットカードでお金借りるときは、オススメです。トイレも綺麗だったので、拝借しちゃいましょう!
ローマの水飲み場は、ずっと水が流れていて、誰でも気軽に使えます。優しい街です。
近くのカフェでお昼を済ませて、いよいよバチカン美術館見学です!
日本語ガイドさんは、優しく上品な女性でした。とても丁寧に、詳しく説明してくれました。
紀元前に作られた像を元にルネッサンス時代に作ったレプリカの石像。ミケランジェロも、デッサンのモデルにしたとか。最後の審判のキリストの顔が、この像そっくりです。
日本は土偶作っていた時代に、人間を忠実に模倣した像を作っていた…ローマはすごい!
システィーナ礼拝堂は、写真とおしゃべり禁止でした。ガタイの良い警備員さんが、何人もいました。人の話し声が大きくなると、警備員さんが、しー! すると、みんなの話し声が止まる…って、日本と同じなんだね!って、ローマとも、警備員さんとも、距離が縮まりました。
ラファエロがアテネの学堂を描いている頃、ミケランジェロは、最後の審判を描いていました。ラファエロは、最後の審判から影響を受けて、それまで描いていなかった、筋肉質な男性を描いています。ミケランジェロも、紀元前からある、作者不明の像から影響を受けて、それまで誰も描かなかった筋肉質なキリストを描いています。芸術って、連鎖なんですね。それに、ようやく気がつけました。
日本語ガイドさんとラファエロとミケランジェロに感謝です。良い勉強になりました。
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